転職回数が多い、というのは「悪いこと」なのか?

以前は、転職回数が多いと、胡散臭い目で見られたものですが、今はどうなのでしょうか? アメリカなどでは、能力がある人は、

 転職する事で、より上のランクの仕事を得る

という考え方が一般的で、一度も転職歴が無い応募者は、逆に、

 やる気が無い人なの?

と思われる恐れがあるそうです。 確かに、様々な会社を渡り歩いて「修行」を積んだ人は、実力はありそうな気がします。 自分はIT業界で仕事をして来たのですが、一頃ブームとなった

 オープン化

というのも、つまりはそういう事でした。

それまでは、1つの会社からハード、ソフトを購入しないと「上手く動かない」と言われて、「言い値」で調達するのが当然でした。 しかし、それでは独占市場となって、競争が発生しません。 市場原理が働かなければ、サービスの品質も上がらないし、価格も下がらないワケです。 この、それまでの「常識」に対して、複数の会社の製品、部品が「組み合わせ自由」になる様にしよう、というのがオープン化だったワケです。

まぁ、そんな事を言われても、大手企業の人は「自分の会社の製品しか判らない」ワケですから、さぞ困ったと思います。 こんな時に、複数の企業を転々とした人であれば、経験を有効に活かせたと思うのですが。

さて、冒頭の問題ですが、現在はどうなのでしょう? TVのニュース報道では、犯人の経歴について

 職を転々とするなど

と、「そこは関係あるの?」という事を未だに言っている模様ですが。 これだけ不景気な世の中になっても、「頻繁に仕事を変える」というのはネガテイブに見られる要素なんでしょうかね。